みにもです。こんにちは!
ホームセンターなど大型店舗で自分で会計をするセルフレジが珍しくなくなりましたが、技術はさらに進んでいるんですね。
今後は入店から会計まで「顔認証」で済ませられる「顔レジ」が当たり前の時代になります。
会計を顔認証でピッ!で済ませられる「顔レジ」は、わたしたちユーザーにとって簡単・便利・安全と三拍子揃った優れものです。
まだ認知度は浅い顔レジについて調べてみると以下の内容が確認できました。
- 日本の顔認証技術は世界でもトップレベル
- すでに顔レジは実用化している
- 顔レジを取り入れてるコンビニがある
すでに導入され始めていますが、すでに使える店舗はまだ少ないのが現状です。
スポンサーリンク
顔レジとは?⇒日本の顔認証技術は世界でもトップレベル
顔で個人を認証するシステムは、もともと本人確認のために活用が始まりました。
中国やアメリカでは空港の入国審査や無人レジ、銀行のATMなどで実用化が始まっています。
日本での実用化は遅れてはいるものの、実際に顔認証が始まったのは2010年頃と早く、当初から技術開発を重ねているので、日本の顔認証技術は世界でもトップレベルです。
顔認証システムの特許出願件数の上位を占めているのはNEC、NTT、日立製作所などの大手です。
引用:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00736/00008/
大手企業ばかりですが、技術開発には莫大な資金が必要になるので、多額の開発費を投入できる企業でなければ出来ないのですね。
顔レジの開始はいつ?
顔レジはすでにコンビニなどで導入が始まっていますが、まだ試験的な段階のため期間限定だったり、利用者を社員限定に絞った運営になっています。
ローソン氷取沢町店
住所: 神奈川県横浜市磯子区氷取沢町425−1
横浜市の「ローソン氷取沢町店」は、2019年8月23日から約半年間、深夜帯(午前0時〜午前5時)に一般の人が利用できる無人店舗として営業していました。
無人での営業中に入店するには、アプリのQRコードか入店カードのQRコードを入り口ドア付近にある読み取り機にかざすか、顔を撮影しないと入れません。
入店後に購入する商品を選んだら、会計はローソンスマホレジか、セルフレジで商品をスキャン、支払いを済ませます。
ローソン氷取沢町店の場合、顔を撮影するのは防犯が目的なので「顔レジ」ではありませんが、顔認証システムがコンビニに利用された例としては画期的です。
顔レジを導入していた期間は、店内に設置されたカメラで利用者の行動などを記録し、今後のサービス改善のためのデータとして使用されます。
実際に利用した人からは面白かった、未来的などの投稿が目立ちました。
横浜市磯子区にあるローソン氷取沢町店に来ました。深夜0時〜5時にかけて裏に1人だけ配置した無人営業の実験を行っています。入店時にアプリでの認証または顔写真の撮影をし、会計はセルフレジでというもの。なかなか面白かったー pic.twitter.com/NQFJdFoeLG
— 地底人かきたま (@pokeTC_meganest) October 26, 2019
普通のローソンに見えるけど、深夜は無人営業になっていて認証しないと入店すらできないローソン氷取沢町店なう。
現金・クレカ・電子マネーが使えるセルフレジも設置済み。年齢確認が必要な酒・タバコなどは購入不可に。 pic.twitter.com/oke2Nh9A0L
— yuu26/えむおん (@m_on_yu) August 30, 2019
無人で決済する店舗としては、高輪ゲートウェイ駅構内に「TOUCH TO GO」の1号店が2020年3月23日からオープンする予定です。
こちらは顔レジではありませんが、無人化・顔レジ化は今後急ピッチで進みそうですね!
顔認証で無人レジとなった店舗を調べてみた
六本木のデザインスタジオ「AQUAIR」
住所:東京都港区六本木1丁目6−1
NTTはすでに顔を認証システム「catch&Go」をNTTデータ所有のデザインスタジオ「AQUAIR」内の実験店舗(模擬店舗)で活用しています。
顔を認証して入店したら、購入する商品を選んだら会計手続きは不要でそのまま退店できるシステムです。模擬店舗のため一般には公開していないのが残念ですが、システムを見てみると面白いですよ!
購買内容や履歴は電子レシートでチェックできます。
顔認証入店による、レジ無しデジタル実験店舗の動画はコチラ!
顔レジってスゴい技術ですね。
現在はコロナウイルスの影響からマスクをつけている人も多いですが、マスクをつけていても認識されるのでしょうか?
調べてみると現段階ではマスクをしていると認識できないらしく、マスクを外さないと読み込んでくれないとのこと。おそらくサングラスなどもダメでしょう。
NTTの顔レジ「catch&Go」システムは、2023年の3月までに1000店舗への導入を目指すというから、わたしたち一般人が使用できるのもスグですね!
セブンイレブン三田国際ビル20F店
住所:東京都港区三田1丁目4
例えば、2018年12月にオープンした「セブンイレブン三田国際ビル20F店」では、顔認証で入店、会計も顔認証による顔レジでの決済です。こちらの店舗も利用できるのはNECの社員限定になっています。顔認証で購入して支払いは給料から天引されるそうですから買い過ぎ注意ですね(笑)
動画で見ると利用方法がわかりやすいです。
まずは試験的な運用のため、自社グループの社員限定なのでしょう。
NECの顔認証システムの技術は世界でも広く活用されており日本においてもトップクラスですから、今後は国内の店舗にも広く活用されてほしいものです。
現在の日本は少子化が進み、働き手が激減していますから「無人化」「顔レジ」の活用によって人手不足をカバーできると期待されています。
個人的にはスマホやクレジットカードがあれば対応できる無人化よりも、顔パスですべて済ませられる顔レジのシステムが広く普及するほうが良いと思います。
高齢者にやさしい顔レジ(顔認証)システム
顔レジ(顔認証システム)は、人手不足が解消できると期待されていますが、高齢者にとってありがたいシステムです。
顔を認証して入店、会計も「顔レジ」で済むなら手ぶらで買い物にいけますからね!
これはスマホの扱いに難儀するおじいちゃん、おばあちゃんは大助かりです。
クレジットカードの紛失・盗難などの心配もありませんから家族も安心です。
またこれは妄想の域になりますが、セブンイレブンのある1店舗で登録すれば、全国のセブンイレブンで認証可能といったように、コンビニ1店舗で登録すれば全国の各店舗で認識できるようになれば更に便利になりますね。
認知症等で徘徊している高齢者を発見・保護したときに、コンビニなどで顔をピッと認識したら、どこの誰がわかる。そんな個人を特定するシステムとしての活用できれば行方不明者の早期発見に役立ちそうです。
もちろん個人情報は厳重に管理する必要があるのでデータ管理者は限られますが、可能ですよね。
これから日本は超高齢化社会を迎え、おじいちゃん、おばあちゃんだらけの国になりますから、こうした技術の活用はどんどん進むことを願っています!
まとめ
顔レジとは?⇒日本の顔認証技術は世界でもトップレベル
開発当初から技術開発を重ねているため顔認証技術は世界でもトップレベル。世界と比較すると日本で顔レジの実用化は遅れ気味。
顔レジの開始はいつ?
ローソン氷取沢町店 ⇒深夜帯(午前0時〜午前5時)に無人店舗として約半年間営業。
顔認証で無人レジとなった店舗を調べてみた
NTTの六本木のデザインスタジオ「AQUAIR」⇒ 顔を認証して入店し、会計手続きは不要で退店できる模擬店舗。
NECのセブンイレブン三田国際ビル20F店 ⇒ 顔認証で入店、会計も顔レジで決済。NECの社員限定のコンビニ。
高齢者にやさしい顔レジ(顔認証)システム
顔レジ(顔認証)は手ぶらで買い物に行ける高齢者にやさしいシステム。個人を特定するシステムとしての活用を期待。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
スポンサーリンク